打ち上げ花火の向こう、とこしえの炎
蛇足(あとがき)
不思議少女の一人称進行にお付き合い下さって、ありがとうございます。

久々に、高校生同士のお話を書いてみました。

今回、思い切って取り入れてみたのは“感覚過敏”。

実を言うと、私自身もこれに悩まされて居ます。

「ヒロインの感覚が、イマイチよく理解できない」

そう言われても無理はないかもしれません。

しかし、HSPさんも、感覚の過敏さに悩むとのことですし、個人差こそあれ、何らかの発達障害で感覚過敏に悩む、というのは多いことなのです。

わかってほしい、という訳ではないのですが、同じように苦しんでいる人が、もしあなたの近くに居たら、そういうことか…と、感じて頂けたらいいなと思いました。

たまに、ここでも発達障害当事者だという書き手の方を見かけます。

40人に1人(※ネットで見たデータより)という割合を、多いと思うか少ないと思うかは微妙なところですが…発達障害は女性の割合が低いため、職場やクラスにも、疎外感を抱えている人がいるかも?

某女性アナウンサーのように、美人でお嬢様で学もあって…という、いわゆる勝ち組に見えても、学生の頃は、発達障害だと気付いてもらえず、周りの大人から根性論を押し付けられて苦しんだそうです。

私の拙作の読者様の平均年齢は、もしお子さんがいらした場合、丁度お子さんが学生さんかな?という年齢層だと思います。

なので、人によっては「うちの子、発達障害かも…」と悩んでいるかもしれません。

当事者の親御さんにあたる人々とお話することもあり、今の親御さんは理解があって、同じ当事者でも、世代が違えば理解されるのかな…?と、お子さんを羨ましく感じたりもしました。

現実、発達障害のある女性にハッピーな恋愛はレアで、コロコロ相手が変わって、遊んでいると誤解されたり、結婚離婚を繰り返すパターンが多いんですけどね。

更に余談だと、このお話の途中に出てくるスキー山とは、雪国にはよくある、子供がスキーの練習をする為の、小さな人工の山のことです。

もはや、何の話だかわからなくなってきましたが(因みに、話があっちこっち飛ぶのも、特性だったりします)また次の拙作にてお目にかかれると嬉しいです!
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