きっともう君には会えない
光輝の家の道はよく知ってる。
小さな頃からよく来ていた。
私のお家は母子家庭で
お母さんが夜遅くまで働いてるから
近所の秦野家でよく夜に
ご飯を食べに行っていた。
その頃から光輝とは仲の良い友達で
夜ご飯を食べ終わったあと
一緒にゲームをするのが私達の日課だった。
秦野家で夜ご飯を
いただくようになった理由は
幼稚園の時に光輝のお母さんと
私のお母さんがとても仲が良かったらしく
私が夜一人で寂しそうだから
とか色々話した結果こうなったと
お母さんから聞いている。