― 伝わりますか ―
【序】朝顔の旅立ち
◆以降は2014年に(他サイトにて)連載していた際の前書きです。

 遥か遠い昔・・・筆者が女子高生という肩書きであった頃の作品を上げさせていただきました。

 投稿に当たり少々改稿しておりますが、その当時の想いを大切にしたいため、殆どそのままでお送り致します。








 安土桃山──織田信長が時代。

 血なまぐさい戦乱の中であっても、勇猛な獅子によってひと時、世は安寧を保ち華やいでいた。

 しかし、報妙宗なる悪の組織を率いた幻術使い八雲(やくも) 悠仁采(ゆうじんさい)は、剣豪 涼雨(りょうう)と共に織田討伐をもくろみ、平和は乱されようとする。

 そこで信長より(めい)を受けた葉隠(はがくれ)の忍者 影狼(かげろう)は、頭領 明心(みょうしん)の営む町外れの治療所 兼 孤児を預かる無束院(むそくいん)にて、その助手 柊乃祐(しゅうのすけ)として姿を偽り、少年忍者 暎己(うつせみ)と、力自慢の白縫(しらぬい)と共に、悪を討たんと正義に身を捧げていた。


 そしてこの物語は、そんなとある夜更けの闘いより始まる──   



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