宮野くんは、まさかのヴァンパイア?!


好きな人の匂いは、分かんだよな。

匂いを辿ってくと誰も使われていないむしろお化けが出るって噂の教室。

媛、怖い話とか苦手なのに。

すると、嫌な予感がした。


そこからドアが空いているのか、媛とアイツらの声が。

俺は、物陰に隠れた。

なんか、俺。ストーカーしてるみてぇ。

媛に嫌われるな……。

俺が招いたことだけど。


それでも、耳を傾けていると……


「……そうか。俺達と一緒に来い」

すると、しーんと静まり返った。

どういうことだ!

俺は物陰からでて、その教室を除く。

「誰も。いない」

さっきまでここにいたのに。

< 17 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop