カフェラテdeプリンのカサブランカ日記
 肩凝りは思い込みだとお医者様がおっしゃったというニュースを見た。 そんなことを言われたら大半のマッサージ師は仕事を失ってしまう。
だって8割くらいは肩凝り患者だから。
 ぼくも30年近く肩凝り患者を診てきましたよ。 そこで書かせてもらいます。
肩だけを見るから肩凝りはどうのって議論が沸騰するんです。 実はもっともっと奥深いんですよ 肩凝りって。
 肩だけを揉めば治るって思ってるでしょう? それは大きな誤解です。
実は首から脇、背中、腕までよーーーーーーーーーーく見ないと分からない。
首が凝っていても背中が凝っていても【肩凝りだ】って言って治療を受ける人が圧倒的に多いんです。
 さらに肩甲骨裏側の筋肉も診ていかないと本当の原因は分かりません。
ついでに言えば狭い意味での【肩】と広い意味での【肩】を区別する必要が有ります。
 狭い意味での【肩】とは、よく【肩がぶつかった。】って因縁を吹っ掛けるあの角っ子。
広い意味での【肩】とは肩甲骨周囲を含んでいて首まで含むことも有ります。
つまりは肩甲骨が動く範囲に相当するわけです。

 ではなぜ肩が凝るんですか? 長年の経験から言わせてもらえば前屈みになって作業鵜をしているからです。
 背骨を中心に考えましょう。
背骨は首では前に、胸では後ろに、腰ではまた前に湾曲して体を支えています。
この上に頭がのっかっているわけです。 重たいですねえ。
 背中が真っ直ぐに伸びた状態では頭はきちんと上に載っています。
ところがです。 前屈みになると落ちてくるわけですね。
そのままでは下を向いてしまうことになります。 これでは仕事は出来ません。
だから前を見ようとして頭を上げますが、実は頭を上げているのではなくて顎を上げている形になります。
だって、首から肩へ伸びている僧帽筋で無理やり持ち上げているわけですから。
 そのままの格好で背中を伸ばしてみてください。 顔は天井を向くはず。
この姿勢が厄介なんです。 無理に筋肉を使って持ち上げるわけだから疲れてしまいます。
この疲れが溜まった状態を【肩凝り】と呼んでいるわけです。
 でもさ、本当に筋肉が凝ってしまったら動けませんよ。 脳梗塞患者を見てください。
患者さんの体はガチガチに固まっています。 あれを【凝っている】って言うんです。
ですから肩凝りは厳密には肩が疲れ切った状態だと言えますね。
確かに疲れが溜まってくれば筋肉は固くなってきます。 でもこれは単に疲労が溜まっているだけ。
 ですから、ぼくはなるべく肩を動かすように指導しています。 ゆっくりと大きくね。
それによって肩甲骨裏側の筋肉も動かすことになるから肩凝りは楽に解消できるわけです。

 事務仕事などをしている方には肩甲骨を大きく回したり、腕を少し後ろへ伸ばして深呼吸するような運動を勧めていますよ。
肩を回すことで首の血行も良くなりますからね。
本当に思い込みだなんて軽々しく言わないでもらいたい。 医者はこれだから信用できないの。
医師だけが全てを分かっているわけではないんだから。
生命のことだったら医者よりぼくらのほうがずっと分かってるよ。
ぼくらは体に触れて仕事をしてるの。 パソコンを見ながら薬を飲ませることが医療の仕事じゃないことを分かりなさい。

 驚きましたねえ。 池田名誉会長が亡くなりました。
そりゃあ人間だもん いつかは亡くなります。 題目を唱えたら死なないなんて言う人も居るけれど、、、。
池田名誉会長は少年時代は体が弱かったという。 戸田先生の下で鍛えられたんですね。
「30までしか生きられない。」と医者にも言われていたという。 その池田名誉会長は95歳まで生きられた。
何歳であろうが寿命は有ります。 ぼくだっていつ死ぬか分からない。
両親が60代で亡くなっているのでそうなるかもしれないし、それ以上に生きるかもしれない。
先は闇。 誰にも分からない。
どうせいつかはみんなこの世界を離れるんです。 離れて何処へ行くかは分からない。
50年経ったら作家の皆さんもほとんどが居なくなってしまう。
だったら今のうちに書ける物は全て出し切って最高の物を残しましょう。
 書いたその時は誰にも読まれないかもしれない。 でも必ず読んでくれる人は現れます。
と言いながら、ぼくだって未だに読まれていない作品は有りますけどね。
でもそれだっていいんです。 それがぼくの全てですから。
 1990年10月14日から今日まで創価学会を見てきました。
いろんなことが有り過ぎましたねえ。 事件も多かった。
選挙活動に追い回されてきた青年時代。 少し距離を置いて見れるようになってきた壮年時代。
折伏だって大変です。 特に今は深入りを拒む人たちも多いのでね。
だからってsnsを使って釣りをしろとまでは言えないよねえ。 対話は顔を見ながらやるもんだ。
画面を見ながらやるもんじゃない。 あれを聞いた時には「どうかしてるぞ。」って本気で思いましたよ。
 うまく人間関係を作れなければ折伏なんて出来ないよ。 飛び込みでやったって無理だ。
本当に何でも話せるような仲になって初めて打ち明けられるものでね。 何も知らないのに「信心はどうだ?」って食い下がられてもねえ。
選挙だって同じでしょう? ぼくも若い頃には通りすがりでいきなり頼んだりしましたよ。
でもやっぱりそれはアウトだよ。 親しくしてるから頼めるんであって、、、。
 いつだったかな、友達に言われたことが有る。 「選挙区がダメなら比例区を寄越せってのは無茶苦茶だよ。 相手にだって決める権利は有るんだから。」
確かにそうです。 特に連立を組んでいる今は、、、。
選挙区は自民党、比例区は公明党、、、なんてよく聞きますよねえ。 都合のいい選挙戦だなあ。
支持者ならどっちも渡したくないよ。 それが本音だろう。
いくら連立与党のためだとは言っても。
 そんなこんなでね、20年悩んできて支援しないことに決めたんです。 すっきりしましたねえ。
ほんとにね、fをいくら取ってこいとか、何人連れ出せとか言われたくないよ。 選挙のために信心してるんじゃないから。
 池田名誉会長の功績は確かに大きい物が有るとは思う。 でも中国に対してはダメだったね。
まるでダメだった。 中国のために台湾を見捨てたんだからね。
台湾にだって学会員はたくさん居ます。 でも名誉会長は一度も行かなかった。
中国を大事にしていたから。 ダメだねえ。
 名誉会長が亡くなったことで公明党が岐路に立たされているという。 それはもうずいぶん前から言われていたことじゃないか。
与党に入って牙を抜かれたんだとか、中国にはべったりで日本のことはそっちのけとか。
土地取引規制法を骨抜きのグダグダにしてしまった公明党はどう責任を取るんでしょうか?
80年代に社会党と一緒になってスパイ防止法を潰した悪人たちですよ。 与党だからっていい気になってもらっても困るんだ。
 ほんとにさ、国民のことを考えてるのかね? この頃は国政選挙でも投票率は下がる一方だしね。
統一地方選挙でも落選続出でしょう? そりゃさあ、支持するって言うまで食い下がってくるんだもん 迷惑だよねえ。
 これで市長や県知事なんて出されたら、、、。 町が中国に染まってしまう。
会員のぼくが見てそう思うのだから外部の人たちはもっとシビアに見てるよ。
でもね、バリバリの人たちはお花天国なの。 迷惑なんて考えてない。
票を取れば功徳が出るって思い込んでるから。 厄介だよ。
功徳なんてねえ、ほんとの功徳は自分じゃ気付かないよ。 ドカドカと降ってきたら驚くわ。
朝、起きたら生きられることに感謝。 夜、寝る時には会えた全ての人に感謝。
それでいいじゃない。 目に見える物を追い掛けるからダメなんだよ。
命の底から「生きられてよかった。」って思えるかどうかだよ。 功徳貧乏にはなりたくないね。
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