この家で、人生を選び直す
プロローグ
私、大原奈緒(おおはらなお)は小説家として活動している。
ドラマ化や映画化もしたりして、本もそこそこ売れていて、今までに何本か本を出してきたが話のマンネリ化、自分が書きたい物って一体何なのかと絶賛スランプに陥っている。
今までにも何度かスランプに陥ってきたが、これ程にまでアイデアが出ないのな初めてかもしれない。
『〜♩〜♩〜♩』
静かな部屋にスマホの着信音が鳴り響く。
担当からの進捗の連絡かとスマホの画面を見ると、着信の相手は恋人の青山幸太郎(あおやまこうたろう)だった。
「もしもし、こうちゃんどうしたの?」
「なななななっちゃん大変だよ」
酷く慌てた様子なのが電話越しでも伝わってきた。
普段ほんわかした彼がここまで慌てた様子なのは珍しく、何かトラブルが起きたんじゃないかと感じた。
「何かあったの?」
「あた、当たったんだよ!!」
「当たったって何に?
もしかして車?交通事故にでも遭ったの!?」
「ち、違うよ!」
交通事故に遭った訳ではないのには安心した。
それじゃ、一体彼は何に当たったというんだろうか?
消費期限切れの物でも食べてお腹でも壊したんだろうか?
「じゃあ、何に当たったの?」
「‥‥宝くじ一等5億円」
「エイプリルフールはもう過ぎたよ」
「嘘じゃないよ!!
本当に宝くじが当たったの!!
でも、どうしたら良いのか分からなくて、なっちゃんに電話したんだよ」
「‥‥本当に当たったの?」
「うん」
「今、家?
これからこうちゃんのアパート向かうから待ってて」
「忙しいのにごめんね」
通話を切り、必要最低限の物を持ってこうちゃんのアパートへと向かった。
こうちゃんが宝くじを当てた事によって、この後私の人生に大きな変化が起こる事を私はまだ知らない。
ドラマ化や映画化もしたりして、本もそこそこ売れていて、今までに何本か本を出してきたが話のマンネリ化、自分が書きたい物って一体何なのかと絶賛スランプに陥っている。
今までにも何度かスランプに陥ってきたが、これ程にまでアイデアが出ないのな初めてかもしれない。
『〜♩〜♩〜♩』
静かな部屋にスマホの着信音が鳴り響く。
担当からの進捗の連絡かとスマホの画面を見ると、着信の相手は恋人の青山幸太郎(あおやまこうたろう)だった。
「もしもし、こうちゃんどうしたの?」
「なななななっちゃん大変だよ」
酷く慌てた様子なのが電話越しでも伝わってきた。
普段ほんわかした彼がここまで慌てた様子なのは珍しく、何かトラブルが起きたんじゃないかと感じた。
「何かあったの?」
「あた、当たったんだよ!!」
「当たったって何に?
もしかして車?交通事故にでも遭ったの!?」
「ち、違うよ!」
交通事故に遭った訳ではないのには安心した。
それじゃ、一体彼は何に当たったというんだろうか?
消費期限切れの物でも食べてお腹でも壊したんだろうか?
「じゃあ、何に当たったの?」
「‥‥宝くじ一等5億円」
「エイプリルフールはもう過ぎたよ」
「嘘じゃないよ!!
本当に宝くじが当たったの!!
でも、どうしたら良いのか分からなくて、なっちゃんに電話したんだよ」
「‥‥本当に当たったの?」
「うん」
「今、家?
これからこうちゃんのアパート向かうから待ってて」
「忙しいのにごめんね」
通話を切り、必要最低限の物を持ってこうちゃんのアパートへと向かった。
こうちゃんが宝くじを当てた事によって、この後私の人生に大きな変化が起こる事を私はまだ知らない。
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