やめないで。それ。

プロローグ


いつも通りの朝。



いつもと同じ時間に



いつもと同じ電車に乗る。


「おはよー伊織」


ある人の名前にドキッとした

それはあの気だるそーに電車に乗る私の彼氏


「おはよー」


今日も相変わらずすっごく眠そうだなぁ

本当なら声をかけたいけど私たちの関係は秘密


だから、ぐっと我慢するの


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