やめないで。それ。
「先輩、日誌かけたよ!」

「お、やっとか。んじゃちょっとまってて。」


荷物とってくるわーといって教室にもどる彼。

先輩は本当になに考えてるのかわかんない。


「……デートたのしみだったのになぁ。」


すこし。ほんのすこしだけ涙が溢れた。




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