【コンテスト用プロット】お馬鹿で無能な側妃⁉本日をもって卒業させていただきます!

1~3話プロット

【1話】
故国のために、お馬鹿で無能な側妃役を甘んじて受け入れて生きてきたミレイユ。最強精霊サイードの魔力も冷めきった料理を温めること以外に使い道はない。ところが、夫であるデルフィリア国王は同盟を破ってミレイユの故国を滅ぼしてしまう。キレたミレイユはサイードの真の姿である火炎のドラゴンの背に乗って、王宮を飛び出す。
自分に唯一親切だった叔母、ハンナが心配でまずは故国を目指すが、ずっと後をつけているらしい不審な男が。
「私になにか?」「別に。俺が商売で向かう先に〝お前たち〟がいるだけだ」彼はサイードの気配に気がついているらしい。「ただの商人とは思えないわ」とミレイユは警戒心を強める。
【2話】
なにも持たずに飛び出してきてしまったのでミレイユは衣食住にも困る状態。サイードはドラゴンの姿ならすぐに故国に戻れると主張するが、ミレイユは「各地がどういう状況なのか確認しながら進みたい」と。
旅芸人に扮し、魔力を使った手品で金を稼ぐミレイユ。
「四大精霊の力を手品に……」と商人はあきれるが、サイードは「拍手がもらえるだけ、これまでよりはマシだ」と笑う。俺様商人は「手助けする気はない」と言いつつも、ミレイユがピンチになると助けてくれる。その行動で彼も四大精霊の加護を受けていることが判明。精霊の名はシルヴィア。幼女の姿をしている理由は「男という生き物が大っ嫌いだから。もっとも遠い姿をしているのよ!」とのこと。
【3話】
ミレイユ、サイード、商人、シルヴィアでの四人の道中は賑やかだった。ミレイユはたっぷり資金を稼ぎ、プリディアに到着。美しい国土は荒れ果て、民は困窮している。だが、ハンナだけはデルフィリアから派遣された指揮官のそばで贅沢をしている。ミレイユはハンナの故国に対する裏切りを知ることに。「国民を助けて、ハンナ叔母さまの目を覚まさせないと!」と決意。そんな彼女に商人は「自分の名はアゼルだ」と明かす。彼はデルフィリアの宿敵マルグリットの王子でミレイユの元許嫁。「どうやら俺たちの赤い糸は切れていなかったようだな。ミレイユ、俺の妻になれ」
彼はプリディアをデルフィリアから奪還する目的のために手を組もうと提案してきて⁉
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