イケメンは好きだけど近づかないでください!
8.イケメンとクリスマス



12月25日 天気はくもり時々雪


寝た気がしなく

カーテンを開ければどんよりとした曇り空

分厚い雲が今にも雪が降りだしそう


スマホを手に取り見れば



"今日楽しみだな!"



先輩からのメッセージ

送られてきた時間を見れば7時過ぎ


現在の時刻は10時を過ぎたところ



『待ち合わせまで時間あるのに、起きるの早すぎ』



些細な事で可愛いな、って好きが増す


昨日のこと思い出して

告白する勇気、というか

告白することが怖くなっている


我ながらメンタル弱くて



『ダサすぎキモ』



待ち合わせの時間は18時

まだまだ時間に余裕はある


ベットがから見えるテーブルの上には

可愛くラッピングされた小さな箱

先輩に合格祝いで買った些細なプレゼント


ちょっと、会いたくないな…

天気も相まって気分はどんどん沈んでいく


目をつむり何も考えたくない

でも、思い出すのは入学してから数か月

怒涛ではあったけど

翔先輩との思い出がいっぱいある


楽しいことを思い出している間に

再び眠りについてしまった



二度寝しすぎた!!と飛び起き

スマホで時間を確認すれば

たくさんの通知と16時半過ぎの時刻が表示されていた



『あー寝すぎて頭痛い…』



そろそろ準備しなくちゃ

重たい腰を上げてクローゼットを開ける

今日のために澪に選んでもらった新品の服を来て

化粧はいつもより丁寧に、髪も緩く巻いて

…とりあえず準備はできた


ソファに座り込みため息を一つ

もうそろそろ家を出ないといけない時間



よくよく考えてみても

なんで今日会ってくれようとしてるんだろう

昨日のあの感じなら、

たぶん付き合ったんだよね?


彼女に悪いとか思わないのかな

私が先輩の事を知らないだけで顔がいいから

こういうことが今までも普通にあったとか?



『…もう女は度胸!気持ち伝えて
きっぱり振られようじゃないか!!!』



コートを着てバックにプレゼントを入れる

急がないと


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