孤独だった君に、僕の全身全霊の愛を…
「━━━━お邪魔します!」

それから、真絋の自宅マンションに向かった二人。
瑛茉は、少し緊張気味に入った。

「どうぞ?」
「ごめんね、荷物重たいのに……
私の鞄だけじゃなくて、エコバッグまで」

「いいの!
瑛茉はゆっくりしててね!
何か飲む?
コーヒー?紅茶?緑茶もあるよ?」

「あ、お手伝いする!」
「いいよ!座ってて!」

「う、うん。
じゃあ、紅茶を…」
そう言って、ソファに腰かけた。

リビングを見渡す。
とても広いリビングだ。

瑛茉が住んでいるアパートの全体の二倍…いや、三倍はあるだろう。

窓も大きく、町全体が見えてとても景色が良い。

「素敵なマンションだね!
景色も綺麗だし!」

「でしょ?
僕も気に入ってるんだ!
時間かけてマンションを見て回って、漸く見つけた物件なんだ!」

「いいなぁー!私も、こんな素敵な所に住みたいなぁー!」

「越してくる?」

「………え!!?////」

「フフ…なーんてね(笑)
はい、紅茶!」
クスクス笑って、瑛茉に紅茶を手渡す。

「あ、ありがとう!/////」
(なんだ…冗談か……)
息を吹きかけ、コクンと飲む。
隣に座った真絋が、ゆっくり瑛茉の頭を撫でた。

気持ち良さそうに微笑むと、真絋が真っ直ぐ見て確かめるように言った。

「瑛茉。今日、泊まりに来てくれたってことは“期待していい”んだよね?」

「え?
あ…/////」

「もし、嫌なら……ちゃんと言ってね!
じゃないと、僕…止まらないと思うんだ」

「だ、大丈夫!
そうゆうつもりで、泊まりに来たから……/////」

「良かった……」

「あ、でも!」

「ん?」

「わ、私ね。
その……ずっと、彼氏いなくて…
大学二年生の時からだから、随分その…/////そうゆうことしてないの……
だ、だから━━━━━」

「大丈夫だよ!」

恥ずかしそうに言う瑛茉に微笑み、頭を撫で額にキスをする真絋だった。



そして一緒に、夕食を作っている二人。

「━━━━で。こうやって返して、乗っける!
んで!ここを切ると……」
「わー!!ふわとろだー!
真絋、やっぱ凄いな!」

ふわとろオムライスを教えてもらう約束をしていたのだ。

「僕も内心、安心した!
上手くいって良かったぁ……!」
「フフ…じゃあ、私も!」

「━━━━はい、瑛茉!ひっくり返して!」
「あわわわ…」

「━━━━で、乗っける!」
「はい、乗っける!」

「「切って……」」

「………」

「………」

「……あ、あれ…?ふわとろしない………」

「ちょっと返すのが、遅かったかな?」

「やっぱ、そう簡単にはいかないね!(笑)
でも、私史上最高のオムライスだよ!」

「フフ…
瑛茉が、こっち食べて?
僕は瑛茉が作った方食べたい!」

テーブルに運ぶ真絋。
そして「食べよ!」と微笑んだ。
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