孤独だった君に、僕の全身全霊の愛を…
衣音・野花「可愛い~!」

瑛茉「もう(笑)お世辞はいいよ!
二人の方が、断然…/////
女の私から見ても、惚れぼれする/////」

衣音「瑛茉!自信持ちな!
瑛茉、本当に可愛いよ!」
野花「そうだよ!」

瑛茉「………うん…!ありがとう!」

野花「その眼帯も可愛いね!
和柄で、スッゴく合ってる!」

瑛茉「あ、これは、今日のために作ったの!
衣音ちゃんの知り合いのハンドメイドしてる子に、作り方聞いて。
だから最近、眼帯ばっか作ってる!」

野花「そっか!
いつも、色んな眼帯してるもんね!
手作りだったんだー!
素敵だね!」

衣音「さぁ、行こ?
ヒデ達、待ちくたびれてるし!」
野花「そうだね!」


ゆっくり、歩く三人。
瑛茉は、両側にいる衣音と野花を見た。

瑛茉「二人は、ほんと綺麗だね!
衣音ちゃんはモデルさんみたいだし、野花ちゃんも細くて背高くてスタイルいいし!」

衣音「そう?
まぁ、瑛茉は正直可愛いって感じね!」
野花「私的には、瑛茉ちゃんちっちゃくて可愛いって思うけどな!
なんか、バッグに入れて持って帰りたいみたいな(笑)」

瑛茉「そ、そうかな?//////
でも私、衣音ちゃんより体重が……」

衣音「あー、私は痩せすぎだから!
体質で、太れないし。
ほとんど脂肪ないもん!
瑛茉の、このぷにぷにがいいのよね~!」

瑛茉「もう!衣音ちゃん!!」
二の腕を、ぷにぷにしてくる衣音。
頬を膨らませる、瑛茉。

衣音「フフ…
だから私、鍛えて筋肉つけないと、ほんと病気にかかりやすくて!
これはこれで、悩んでんのよ?(笑)」

野花「私も食べてもあんま太んないけど、見て!
手ぇ、大きいでしょ?
背が高いってのもだけど、私的にはコンプレックスなのよねー(笑)
時康とあんま背、変わんないの。
だから一度でいいから、彼氏を見上げみたい!」

瑛茉「そうなんだ。
二人みたいな美人さんでもあるんだ!」

衣音・野花「「あるに決まってるでしょ!!」」

声を揃えて言う二人に、瑛茉は安心したように微笑んだ。


駅に着く、瑛茉達。

瑛茉「ん?」
衣音「は?アキ?」
野花「え?友達?」

真絋達といる昭典を見て、固まっていた。
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