甘さをもっと、


「.........っ、ぅ、あっくんママ〜っ、」



──────ギュッ



と、私は思わず、
あっくんママに抱きついた。



「よしよしっ」



私が抱きついても嫌な顔1つせずに。



一定のリズムで、
背中をポンポンとしてくれる、あっくんママ。



するとそこへ....................................



「もしもーし?僕もいるんですけどー」



お店の片付けを終わらせて、
やってきた、あっくんの姿。



「ふっ。今は2人になった方がいいかもね。
私は、沙菜ちゃんママと談笑してくるから、
朝都と、ゆっくりしてね〜♪」



そう言い残して、
リビングを後にしてしまった.....................


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