甘さをもっと、


「......っ、ジョーダン、だったのに、」



あっくんはそこまで言って言葉を止めると。



ジッと私の顔を見て来たところで。



「ん?あっくん??」



名前を呼びながら、
不思議に思って首を傾げた私。



「ふっ、沙菜はやっぱ馬鹿だ」



あっくんは、嬉しそうに笑って。



「馬鹿じゃな............んっ、」



〝馬鹿じゃないもん‼︎〟



そう言い終わる前に、
くちびるにしっかり触れた、〝1番甘い糖度〟



時間にして、2〜3秒ぐらいだったと思う。



いきなりで、ビックリして、
私はひたすら瞬きしか出来なかったのに......



「〜っ、」

「.........っ、あー、沙菜チャン。
〝1番甘い糖度〟の時は、目は瞑ってね」



くちびるから離れたあと、余裕なひと言のあっくん。



〝1番甘い糖度〟は、
私には、まだまだ難易度が高いみたい............


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