束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
車窓から変わりゆく景色を眺め、軽快な音楽に耳を傾ける。
時折会話もするが、黙っていてもその空気は重くならなかった。
とてもとても心地のいい時間が流れていく。
気づけば流れる音楽に合わせて歌を口ずさんでいた。
「彩子が歌うの初めて聞いた」
「ごめん、つい」
「ううん、いいよ。もっと歌って。彩子の歌声聴いてたい」
「え、恥ずかしいんだけど」
「いいじゃん。彩子の歌声きれいだったよ」
「えー。じゃあ、あんまり耳は傾けないでね」
二時間ほど走らせてからサービスエリアに入った。連休ではないとはいえ、やはり休日は混んでいる。昼食だけささっと済ませてからサービスエリアを出ることにした。
シートベルトを締め、隣を見れば、片手をハンドルにかけた状態で、こちらを見つめる洋輔と視線が合った。
運転する男の人の姿はどうしてこう素敵に見えるのだろう。ドキドキしてしまう自分が悔しくて、彩子も洋輔を動揺させたくなる。
「洋輔、運転姿かっこいいね」
「え? ありがとう。彩子もまたポニーテールかわいい」
彩子の髪に軽く触れてくる。ひどい返り討ちにあってしまった。
こういうことを自然とやれてしまうのが憎たらしい。
結局、彩子が一人でドキドキして終わってしまった。
時折会話もするが、黙っていてもその空気は重くならなかった。
とてもとても心地のいい時間が流れていく。
気づけば流れる音楽に合わせて歌を口ずさんでいた。
「彩子が歌うの初めて聞いた」
「ごめん、つい」
「ううん、いいよ。もっと歌って。彩子の歌声聴いてたい」
「え、恥ずかしいんだけど」
「いいじゃん。彩子の歌声きれいだったよ」
「えー。じゃあ、あんまり耳は傾けないでね」
二時間ほど走らせてからサービスエリアに入った。連休ではないとはいえ、やはり休日は混んでいる。昼食だけささっと済ませてからサービスエリアを出ることにした。
シートベルトを締め、隣を見れば、片手をハンドルにかけた状態で、こちらを見つめる洋輔と視線が合った。
運転する男の人の姿はどうしてこう素敵に見えるのだろう。ドキドキしてしまう自分が悔しくて、彩子も洋輔を動揺させたくなる。
「洋輔、運転姿かっこいいね」
「え? ありがとう。彩子もまたポニーテールかわいい」
彩子の髪に軽く触れてくる。ひどい返り討ちにあってしまった。
こういうことを自然とやれてしまうのが憎たらしい。
結局、彩子が一人でドキドキして終わってしまった。