大好きです、部長。
「え、部長!?大丈夫ですか?!」

部長が机に頭を打ったようだ。周りに

は、資料が花びらのようにヒラヒラ落

ちていた。

「大丈夫だ…放ってお…」

「放っておけ、じゃありません!」

無意識のうちにそう言って、私は部長

の額に手を当てる。とても熱かった。

まさか今日一日、この体調でのりきる
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