問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


「よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉし!!
よぎくん断って、ゆっくんにピンクの浴衣聞いてくる!」



「おーおー、いてらーーーー」



私を見送ってくれるまこぴは棒読みの言葉。



本当は走っちゃいけない廊下を走って、2人がいる体育館裏に行った。



「あ、羽那。決まった、、、?」

「..........................................」



笑顔で迎えてくれるよぎくんと、
不機嫌なゆっくんの姿。



「うん決まった!ゆっくんと行く!」



夏休み前、究極の選択をしいられた私。



その選択の結果を、ゆっくんに決めた。



そう決めたところで、
私とゆっくんの関係が進むことをまだ誰も知らない。


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