問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
そんなことを考えていると..................
「あれ?羽那ちゃん??」
私を呼ぶ誰かの声が聞こえた。
ゆっくんでないことは確か。
ゆっくんは出会った時から、
『羽那ちゃん』なんて呼んだことないから。
じゃあ、誰だろう?そう思って、
声をかけて来た人をジッと見つめる。
「ぬぉ?ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
赤塚先輩では有りませんか!!!!!!!!」
なんと目の前にいたのは、赤塚先輩。
私やまこぴの、中学のときの先輩。
めちゃくちゃモテた先輩。
先輩は、実は私の初恋の人。
告白したけど振られちゃった相手。
その先輩とこんなところで会うなんて偶然!!