問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


そう思っていると、
男の子は再び声を発した。



「あれ、穂坂さん、彼氏と別れたの?」

「ふぇ?彼氏??そんなのいないよ?
男友達すらいないもんっ!!!!!」



どこの情報だろう?という情報が出て来て、
めちゃくちゃビックリしちゃう私。



「え、まじ?でも、すごい噂になってるよ?」

「私、一回も出来たことないもん!彼氏!
まずは、男友達を作るのが私の野望!!」



目の前にいる男の子に、
メラメラ燃える目で、夢中で野望を語る。



「ふっ、」



私の言葉を聞いて男の子はニコッと笑う。
その笑顔は、年相応のフツーの笑顔。



「へぇ!じゃあ、俺がなってもいい?」

「え?なに..................に?」



フツー男子くんは、何かに立候補し出した。


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