問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。



「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」



ゆっくんと話したり、
ゆっくんのこと考えると大声が出たり、
叫んだりしちゃうのが私の癖。



「ちょ、羽那、落ち着こうか?」



私の隣でなだめて、
冷静でいてくれるのが、まこぴ。



「ルール守らんし、
女の子の告白バッサリだしなんなの!?」

「んーー、羽那。言っていい?」

「ん?」

「義弟くん、反抗期の初恋クラッシャーってことでどう?」

「そっ、それだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」



私の義弟は、ルールを守らない反抗期!



自分がかっこいいと思ってるのか、
女の子の告白はバッサリ。



「決めた!ゆっくん改め、問題ありの義弟!」



私が叫んだ声が、
ゆっくんにまで届いていたことを私は知らない。

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