離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─
(すごいことサラっと言うー!)
「それよりジェニットに聞きたいことがあっての」
「なんでしょうか?」
「恋愛の相談じゃが」
「え、ええ、私なんかに良いのですか?聞きたいです!」
「そなたは素直で大好きじゃぞ。我の妹になるか?」
「ぜひ!」
反応速度が非常に良いジェニットに笑って、ザラは一日歩き回って疲れた丸い膝を擦る。
ジェニットが妹なら可愛いなと思ったザラが、本題を口にした。
「我は真実の愛を探して旅をしておるのじゃが……」
(すごい大きな話題来た……!)