再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています


「心配かけてごめんなさい」

「俺の方こそ早く電話を終えて戻ればよかった」


加賀美さんの手が私の頬を優しく包む。


「守れなくてごめん」

「ううん。守ってもらった。加賀美さんに――」


言葉の途中で優しく引き寄せられて唇が重なった。




< 107 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop