Twinkleな彼は、【完】
気を取り直してレストランへ向かい、料理を食べながら芽吹先輩の就活の話や、6月にある学園祭の話、バイトの話などをしているとあっと言う間に時間はすぎ時刻はすでに23時
芽吹先輩とは関わりが多いから、話題はいつも尽きない。
遅い時間になったからと最寄りの駅から、家まで芽吹先輩が送ってくれるらしい
芽吹先輩と二人並んで歩く夜道
「結局、ごちそうになってしまってすみません!」
「全然!超楽しかったし!」
私がお手洗いに行ってる間にお会計を済ませてくれていた芽吹先輩
こういうことをスマート出来るからモテるんだろうなぁ
「私も楽しかったです!ありがとうございますっ」
「俺、はなちゃんのそういう素直なところが好きだわ」
突然足を止めてそういう芽吹先輩
その表情はあまりにも真剣そのものだった
「へ、」
「俺、はなちゃんのこと好き。俺と付き合ってほしい」
いきなりでごめん、てぎこちなく笑う芽吹先輩
芽吹先輩が私のことを…?
全然気づかなかった。