意地悪な会社の先輩だったはずが、急に甘く溺愛してきます
告白
それから暫くして、井田先輩が苺大福を三個買ってきた。

昼休みに、二人で会社の近くのベンチに座る。

「あれ、どうして三個買ってあるんですか?」

「月歌ちゃん、二個食べるでしょ?」

「・・・本当、そういうところはずるいですよね」

「え・・・?」

私は、一度だけ深呼吸をする。
< 16 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop