意地悪な会社の先輩だったはずが、急に甘く溺愛してきます
そのまま仕事を始めたら時間は過ぎて、気づいたら昼休みになっていた。

お弁当を食べ終わった後、私は食後のおやつに苺大福を取り出そうとした。

紙袋が開かないように貼ってあるテープを剥がす。

紙袋の中を覗《のぞ》くと、苺大福の入っている箱の他に苺の入ったパックも入っている。

わざわざスーパーで苺のパックを買ってきたのだろうか。

私は、苺大福の苺を一口頬張った。


「うん、やっぱり美味しい」


私は残りの昼休みを使って、井田先輩を呼び出した。
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