雨のち晴れ
君の隣にいたかった

いつも私は隣にいたのに
いつの間にか君の心には
私じゃない子がいたんだね

もう一緒に帰れないね、彼女さんに悪いから

そう笑いながら君をからかって
仲良くやってねとバイバイした

「大丈夫、お前は親友だから!」

優しくて嬉しくて
でも薔薇のように棘のある
痛い言葉だよ

わかっていてくれているようで
鈍感な君
親友だなんて言葉が
欲しかったわけじゃないんだ

君への想いが
無かったことになれば
こんなに苦しくないのかなぁ
こんなに悲しくないのかなぁ

つらいとき
涙がとまらない夜も
いつだって励ましてくれた

君とのトーク履歴
想いと共に削除したいけれど
どうしても消せない
無かったことにできない

だって
君のことが本当に好きだから

あぁ、やっぱり君と出逢ってよかった 
そう思えるような出逢いだったんだ
たとえ運命の人ではなかったとしても
君のいない毎日は
意味のないものだったと思う
そう思えるようになってよかった
やっと私の心も晴れたね
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