忘れられた恋の物語
お願いして説明を受けた俺は、迷った末に制度を受けることにした。

説明では色々なことを言われた。生前に俺を知っていた人には気付かれないこと、自分の生死やこの制度に関して話してはいけないこと。そして期間が終わったら生者の記憶から俺は消えること。

内容に同意して書類にサインをするとスマホのような機械を渡された。


『ご説明した連絡手段の機器です。使用方法は元の世界のスマートフォンのようにお使いいただければ大丈夫です。』

「わかりました。」

『一度試しに発信していただけますか。機器の確認と共に、手続き上ここで1度あなた様の担当者を呼び出す決まりとなっていますので。』

「あっ…わかりました。」


言われた通りに電話をかけると、目の前に突然もう1人誰かが現れた。

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