心優しい国王は王妃を堂々と愛したい
こういった心境の変化と
ヴィーザルからの求愛のタイミングが重なったことが
ヴァールの決断を後押ししたのだ。
「優しくて愛情深い夫と可愛い子供に囲まれて、公務というやりがいのある仕事もあって、今本当に幸せなの。」
そう言って微笑むヴァールの左手には
アスラウグ王家に代々伝わる
大粒のルビーがあしらわれた王妃の指輪が
きらりと輝いていた。
ヴィーザルからの求愛のタイミングが重なったことが
ヴァールの決断を後押ししたのだ。
「優しくて愛情深い夫と可愛い子供に囲まれて、公務というやりがいのある仕事もあって、今本当に幸せなの。」
そう言って微笑むヴァールの左手には
アスラウグ王家に代々伝わる
大粒のルビーがあしらわれた王妃の指輪が
きらりと輝いていた。
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■ラジワ・ドラゴニア
ドラゴニア帝国皇帝の第4皇女。
皇帝のお気に入りである姉と同様、
自分も政略結婚の駒にはならないと思っていたが、
皇太子マルヴァリスの失脚により、
権力闘争の渦のなかに巻き込まれることに。
■アウレリオ・ソラリス・ヴィラール
ソラリス王国の王太子。
政略結婚により、ラジワの夫となる。
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心の広さを持っていて、
反発心の強かったラジワを優しく受け入れる。
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≪登場人物≫
♦ジゼル・ド・ウルフェニー
ユーフォルビア王国の第一王女。幼い頃に母を亡くし、父や継母から愛情を受けずに育つ。辛い境遇でも決して卑屈にならず、いつか幸せになることを夢見ている。趣味は裁縫と庭いじり。母の忘れ形見である藤棚を大切に育てている。
♦ユリウス・フォン・イーリス
マグノリア王国の若き国王。叔父との王位継承戦争に勝利して国王に即位する。若くして命を狙われた経験から疑い深い性格だが、根は真面目な仕事人間。軍事大国の王であるが、戦争は好まず平和な国にしたいと思っている。
♦アラン・ポール・クレマン
ジゼルの幼馴染。ジゼルの乳母の孫にあたり、ジゼルとは兄妹のような関係。医者の道を志しており、ユーフォルビアからマグノリアに留学してきた。
♦ウィリアム・ボーセット
ジゼルの叔父(母の弟)でウィステリア王国の国王。妻も呆れるほどのシスコンで、姉の忘れ形見であるジゼルのことをいつも気にかけていた。温厚でおちゃめな性格
《同じ世界の作品》
●愛が芽生える刻〜リラの花のおまじない〜
●幸せを受け止めて〜騎士団長は月夜に淑女をさらう〜
●姫と騎士のめぐりあい
●傲慢王子の放浪譚
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【登場人物】
◆ ファティマ・ドラゴニア
ドラゴニア帝国・第一皇女。
政略結婚の駒として消費される皇女が多い中、
皇帝に溺愛され、
外交官としても優秀さを発揮していた才媛。
才色兼備、政治・語学・文化に精通
真面目で公明正大、国民人気が非常に高い
異母弟・前皇太子の失脚後、
弟クレオールの補佐をしようとするが、
逆に疎まれ、
辺境の小国への政略結婚を命じられる
愛のない結婚と孤独な日々の末、
アズールティアで“家族の温かさ”を知り、
少しずつ心が癒えていく
◆ デクラン・アズールティア
アズールティア王国の第五子(末っ子王子)。
上に4人の姉を持つ“海の国の甘やかされ王子”。
日焼けした肌、優しい笑顔、
ラフな装いの癒し系
普段は漁師の兄ちゃんみたいな格好をしているが、正装は超絶麗しいギャップ王子
男性にしては珍しいほど「気遣い上手」で
女性の気持ちに敏感
恋では奥手だが、
決意すると誰より強く頼れる
◆ ドノヴァン(50代)
ファティマの政略結婚相手となる侯国の王。
天然資源に恵まれ財政は豊かだが、
自身はだらしなく怠惰。
肥満気味で酒好き
愛人を複数囲うタイプ
ファティマを利用しようとするが、
彼女の賢さと誇りの前には
まったく釣り合わない男
◆ クレオール皇太子
ファティマの実弟。
姉の優秀さを妬み続けてきた男。
皇帝になる前から暴走し、
実権を握って帝国を混乱させる
国民人気を失ったことで焦り、
ファティマを呼び戻そうとするが……
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