のーどくたーのーらいふ

凛side

京「俺は凛が好きなんだ














凜のこと、愛してる。














だから俺のそばにいて、」














そういい終わった瞬間














京は寝息を立てて寝てしまった














「ほんと、バカじゃないの」














京の愛の告白に














私は涙を流さずにはいられなかった














京のことが大好きだ














この気持ちはもう止められない














そう改めて思わさせた日だった














少したって、涙もとまった














私の肩に乗ってる京の頭を














ベットに移動させて














冷えないように布団をかけて














部屋をそーっとでた














さくらは京のそばにいてねって声をかけたら














ぺろっと顔を舐めて返事をしてくれた














ガチャ














樹「凛ちゃん、」














「京、疲れて寝ちゃったみたい」














樹「そっか、














何か入れようか、お茶かなにか」














「ほうじ茶がいい、」














樹「うん、分かった














ちょっとまっててね、」














数分待っていると














樹「はい、おまたせ














お茶とホットタオル」














「あ、ありがとう」














やっぱり分かるか、














あんなにたくさん泣いたもんね、














樹くんが渡してくれたホットタオルを














腫れてるであろう目にあてた














「春くんは?」














樹「少し前に寝たよ」














「そっか、」














樹「あ、なんか食べる?














なにも食べてないよね」














「あ、部屋におかゆ置いてきちゃった」














京が作ってくれたおかゆ














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