吸血鬼の幼なじみは私だけに甘い。



***



って、ことで、保健室に行く前に。



やってきたのは澄にぃのクラス。



チラッと、
教室の中を覗いてみると...............



そこに澄にぃの姿はなくって。



「あれ?ゆるちゃん?」



私に声をかけて来たのは。



澄にぃの親友の、雪峰(ゆきみね)先輩。



澄にぃいわく、確か...............雪男だったハズ。




「あ、えっと、
雪峰先輩、澄にぃって、いま...............?」



そう尋ねると。



「今は、たぶん。生徒会室だと思うよ〜」



サラッと教えてくれた先輩。



「雪峰先輩、ありがとうございます!」



そう言って、
ペコリと頭を下げると。



今度は、生徒会室へと向かった。


< 5 / 39 >

この作品をシェア

pagetop