何度時間を戻しても婚約破棄を言い渡す婚約者の愛を諦めて最後に時間を戻したら、何故か溺愛されました
8歳の私、7歳の妹
「・・・様、ティアナお嬢様」
「・・・ん?」
カーテンから差し込む朝日と聞き寝れた声で私は目を開けた。
ベッドの横では、私の世話係のネルラが私を起こしていた。
10歳ほど若返った顔で。
「ネルラ、今の日付を教えてくれるかしら?」
「お嬢様、何故急にそのような質問を?」
「いいから」
「帝歴988年3月14日です」
婚約破棄された学園の卒業パーティは、帝歴998年3月14日。
丁度10年巻き戻ったということか。
「・・・ん?」
カーテンから差し込む朝日と聞き寝れた声で私は目を開けた。
ベッドの横では、私の世話係のネルラが私を起こしていた。
10歳ほど若返った顔で。
「ネルラ、今の日付を教えてくれるかしら?」
「お嬢様、何故急にそのような質問を?」
「いいから」
「帝歴988年3月14日です」
婚約破棄された学園の卒業パーティは、帝歴998年3月14日。
丁度10年巻き戻ったということか。