肉を斬らせて骨を断つ
あたしはハナモトさんというそういう組織の繋がりでここを紹介されている。それを知ってる同業者は殆どあたしに話しかけてくることはない。ハナモトさんと付き合っているスズさんくらいだ。
大学でもここでも遠巻きにされてる。
「そっかあ、寂しいなあ」
「本当に思ってます?」
「んー、半々?」
なんだ半々って。
スズさんはネイルを視線をやりながら続ける。
「フジコは頭良いんだから一般職就けるでしょ。でもわたしはこの先そういうのは向いてないから、ちょっと羨ましいなって思ったり、でも返済終わるのは良いことだなって思ったり」
切ない笑顔を見せた。