私の恋はあの文化祭から変わった
昼休みお弁当をいつもの仲良しメンバーと食べて、自分の机でゆっくりしていると

「え?ねぇねぇ、いつから太一の事好きやったん?」

なんて私に話し掛けてきたのは堂本海(どうもとかい)太一の友達であり、私のクラスメイトの1人で、もともとよく話しをしていた。

「教えないと太一に嘘教えるよ!」

「はぁ?なんであんたに教える必要があるのよ!てか余計な事しないでよ!」

「じゃあ、教えて貰おうかな?」

なんて言われてたら海の友達である創太(そうた)や、慶太(けいた)や相田(あいだ)くんに囲まれて困っていると、

「あんまり、俺の彼女をいじめないでくれる?」

なんて私を廊下から(私がもたれている壁の廊下側の窓が開いていた)バッグハグをして言葉を放ったのは太一だ。

「もう、太一助けて!」

「はいはい、これ以上俺らの事深入りするのはダメ!」

「ち!彼氏太一様の登場かよ!もう、いいよ!お前らイチャついてろよ!」

なんてふてくされてどこかに行ってしまった。

「海達がごめんね!」

「全然大丈夫!守ってくれてありがとう」

「ちょっと中入っていい?話ししたい」

なんて可愛いくおねだりするから「いいよ」としか言えなかった。

「たっさん達はいいの?」

「あいつらは教室が一緒だからいつでも話せるし」

と私の前の席に座りながら言った

「そんな事より、ホントに今まで彼氏居たことないの?」

真剣な顔で聞かれた。

「え?うん、居たことないよ?急にどうしたの?」

「ごめん、俺実は…」

「大丈夫!知ってるから!何も言わないで、謝る必要もない!」

私は太一の言葉を遮った。もちろん怒ってる訳じゃなくて、彼に無理して言って欲しくなかったからだ。

「そっか、奈々はそんな事気にしないよね?」
なんて安心した顔で言った。

「太一はカッコいいし、優しいから彼女がいて当たり前だよ!それに、今太一が好きなのは私でしょ?」


「っ…もう、照れるからそれ以上は言わないで!」

そう言って顔を腕で覆ってしまった。

「太一!教室戻って来ねぇと思ったらここにいたのかよ。」

とたっさんが友達を連れて教室に入って来た。

「お前らいちゃつくなよー」

なんてたっさんはニヤニヤしながら言ってきた。

「航平は人の事言えんのかよ!いつもイチャイチャしてるくせに!」

「そんな事言うなよ太一!ね?奈々ちゃんも思うでしょ?」

「奈々に共感を求めるな!」

「奈々ちゃんは太一のどこが好きなの?やっぱり顔?」

「航平少しは黙れよ」











「やっとあっち行った」

しばらくして私を散々いじった後に飽きたのか自分たちの教室に戻っていった

それからは「いつから好きだった」とか、色々お互いの事を話して盛り上がった、




「奈々、俺と結婚してください。」

「はい、私でよかったらお願いします」

「奈々じゃないと困る」

私は3年後、太一の言葉によって結婚したのはまた、別のお話
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