11回目の復讐~呪いの婚姻を受けた私と王太子は、同じ命で繋がっている~
 リーベルトはこのことをヴィオラに伝えなければと、急いで辺りを見回す。
 古い骨董品の山の中を漁って、ようやく紙とペンを手に取ると、自分の命の消えぬうちに今の出来事を記した。

 書き終えた彼はそれを手に、ヴィオラの元へと戻っていく。
 そうして手紙を握り締めたまま、ゆっくりと意識を手放した──

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