【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
ニヤリと口角を上げて笑ったかと思えば、わたしの髪に触れて持ち上げた。
今日の藍くんは大人の男の人みたいで、ひとつひとつのしぐさにドキドキする鼓動が早くなる。
藍くんが思ってることは……気になる。
聞いてもいいの……?
「うん……」
「いいよ。舞彩だけに教えてあげる。耳貸して」
藍くんに言われたとおり耳を向けた。
だんだんと顔を寄せて唇が触れるくらいまで近づくと、小声で囁かれた。
「もっと、可愛いところ見たいなって」
「っ……」
息が耳にかかってくすぐったい。