【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
「……あぁ、邪魔して悪かったね。夜ご飯の準備するから、藍と彩は休んでていいよ」
「いや、今日は舞彩と作ってるからいい。翠聖こそ、たまには先に風呂入れば?」
そ、そうだ。
翠くんはお疲れだろうからたまにはゆっくりしてもらいたい。
わたしも藍くんの後ろでうなづいた。
「それはありがたい。先に風呂入らせてもらうよ」
藍くんの背中から翠くんを見たら、リビングのドアに手をかけていた。
「俺がいない間に変な気起こすなよ? 藍」
ひとこと言い残して翠くんはお風呂に向かった。
あ、藍くんがわたしに変な気を起こすわけないよ。
だって、兄妹だもん。
妹だから過保護になっちゃってるだけ……。
「翠聖が帰ってきてなかったら、やばかったかもな……」