【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。

誕生日に知らされるヒミツ



°


翠くんが車を運転してくれて、目的の遊園地に着いた。

入り口付近からジェットコースターの音やにぎわう笑い声がよく聞こえてくる。


近くまで来ると、もっとワクワクしてきちゃうな!



「んじゃ、チケット配るよ」



カバンから遊園地のチケットを取り出した翠くんは、順番に渡していった。



「はい。彩の分」

「ありがとう!」



これで遊園地の中に入れるんだ!

いよいよだなぁ。



「彩のにはクーポンもついてるよ」



教えてもらってチケットをよく見ると、〝クレーププレゼント〟と書かれていた。



「ほんとだ……!」

「誕生日限定であるみたい。彩だけ特別」



唇の前で人差し指をたてて軽くウインクをする翠くん。



「ふふっ、嬉しい」

「なになに? すいせーと内緒話?」

< 19 / 351 >

この作品をシェア

pagetop