君に恋した、忘れられない夏
「ふっ…うう…っ。うあああ…っ」




ずっと忘れられなかったのも、好きだったのも、全部私だけだったんだ。


昴にとってはもうとっくに過去だったんだ。



血の出る膝なんかよりもずっと胸の方が痛かった。
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