黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「ぐぁッ!!」
喉を押さえて苦しむアーロ様が謝る。
「……ミオ様、申し訳ございません。興奮していまいました」
「まったく!お兄様、いい加減にしてください!近づき過ぎですよ!」
シエナ様とアーロ様は兄妹だそうだ。
ということはアーロ様も王族の血筋の方。
そう思うと緊張しちゃうけど、聖女オタクだと思うと平気になってきた。
シエナ様は聖女様に仕える為に騎士団で訓練を積み重ね、王宮で侍女としての勉強もしている。
アーロ様は聖女様の力になればと歴代の聖女について専門的に勉強をし、神殿で勤めている。
護衛の訓練も受けているので、シエナ様がお休みの日にはアーロ様が私の護衛として付いてくれている。
男性なのでもちろん聖女の間の中には入らないし、男性が護衛として近くにいることに抵抗はあったが、聖女オタクは変な心配は不要で安心だった。
二人共に聖女様を見る目がキラキラとしている。
いや、アーロ様は少しギラギラしているような…。
この王国の人達にとって聖女様は特別な存在。
私はそんな期待に応えていけるのか不安だわ。
また練習を再開し、青い空に向かって手をかざして掌に意識を集中し念じてみる。
「うーん。何度見ても不思議ね。こんなことができるなんて」
風がサァァーッ!と流れ草木が揺れて、風に乗って飛んでいく花びらがキラリと輝いた。
この王国のお花はキラキラとしていて綺麗ね、なんて思っていたけれど、光らせていたのは私だったようだ。
「ミオ様!素晴らしいです!」
風を操っているとアーロ様とシエナ様の美形兄妹の瞳がさらにキラキラした。
喉を押さえて苦しむアーロ様が謝る。
「……ミオ様、申し訳ございません。興奮していまいました」
「まったく!お兄様、いい加減にしてください!近づき過ぎですよ!」
シエナ様とアーロ様は兄妹だそうだ。
ということはアーロ様も王族の血筋の方。
そう思うと緊張しちゃうけど、聖女オタクだと思うと平気になってきた。
シエナ様は聖女様に仕える為に騎士団で訓練を積み重ね、王宮で侍女としての勉強もしている。
アーロ様は聖女様の力になればと歴代の聖女について専門的に勉強をし、神殿で勤めている。
護衛の訓練も受けているので、シエナ様がお休みの日にはアーロ様が私の護衛として付いてくれている。
男性なのでもちろん聖女の間の中には入らないし、男性が護衛として近くにいることに抵抗はあったが、聖女オタクは変な心配は不要で安心だった。
二人共に聖女様を見る目がキラキラとしている。
いや、アーロ様は少しギラギラしているような…。
この王国の人達にとって聖女様は特別な存在。
私はそんな期待に応えていけるのか不安だわ。
また練習を再開し、青い空に向かって手をかざして掌に意識を集中し念じてみる。
「うーん。何度見ても不思議ね。こんなことができるなんて」
風がサァァーッ!と流れ草木が揺れて、風に乗って飛んでいく花びらがキラリと輝いた。
この王国のお花はキラキラとしていて綺麗ね、なんて思っていたけれど、光らせていたのは私だったようだ。
「ミオ様!素晴らしいです!」
風を操っているとアーロ様とシエナ様の美形兄妹の瞳がさらにキラキラした。