先生の隣、ずっといたくて。

一歩

莉瀬side

「、、、りーせちゃーん、莉瀬ちゃんー、起きて―。」

どこからもなく、声が聞こえる。

想い瞼を起こすと、目の前には夢月先生がいた。

「おはよう。軽く診察させてね。」

にっこり微笑んで、先生は私に声をかける。

、、、、大丈夫、あの人たちとは違う、、、、。

そう自分に言い聞かせるものの、やっぱり怖くて。

私は布団の中に入り、頭から毛布を掛けた。

「、、、莉瀬ちゃん」

ごめんなさい、、、夢月先生、、、、、。どうしても、、、、、心が受け付けないの、、、。人を、、、、。

「、、、、ごめんね、聴診器、入れさせて」

そう言って、先生の腕が布団の中に入ってきた。

―ッ!‼!!!
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