俺の好きな人【完】

「廉人ー!早く起きなさい!遅刻するわよ」



「はっ!?もうこんな時間!?」




母さんの声がリビングから聞こえて来て、時計を見ると遅刻ギリギリの時間だった


やべっ


急いで制服に着替えて、歯を磨いして、身支度を済ます



制服なんてヘアセットする前に着替えとくんだったなと後悔



「あら、起きてたのね。朝ごはんは?」


リビングに行くと母さんが呆れた顔をしてる


「時間ないしいらない!」



朝ごはんはいつも寝過ぎて食べることができないことが多いし慣れっこだ。



時計を見ると8時15分



学校までは10分



チャイムがなるのは8時半



いや、まじで遅刻しそう!



なんとか門は間に合ったけど、教室まで安定のダッシュ



はあ、疲れた。



朝からあんなに髪触って、時間すぎるのはやすぎだろ!



もっと練習しねーとな。
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