恋は青い色をしていた。
君の横顔に映る花火は


たとえば長く上がり続ける花火があったなら、


「咲いて瞬く間に消える片想いのようだ」とか、落とした恋を花火に例えるなんて悲しいこと、誰もしなかったはずなのに。


でも、


空一面に光が広がって、すぐ夜に溶けてしまうからこそ心の奥の奥にもぐりこんでずっとずっと残るのかもしれないし


まだ私にはそんな難しいことは分からない。



今わかっているのは、花火が長くても短くても私にはまったく関係なく、失恋は失恋だということで。

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