センセイ、ありがと。

センセのお姉さん

「ただいま」



「お!おかえりんご!弟よ!……ん?その子らは?」



「今日からうちに住むことになった。」




わ、すっごい美人。センセもかっこいいもんね。




「お、そうなん?よろしくね!私千早!」









「俺、水無月雪っていいます。よろしくお願いします」




「えと、私は水無月哀です。」




「うん!よろしくね!私のことはなんて呼んでも構わないよ。ゆきくんって、冬の雪の字?」




「はい」




「あいちゃんはなんていう字なの?」




「私は……」




どうしよう、なんで言えばいい?哀れむ?




「心を痛めるとか、悲しむとか、そういう意味の、哀です。」




息が苦しい。



「え!!めっちゃかわいいじゃん!綺麗な名前だね!」







「え」





きれい?





「な?お前の名前、良いっつったろ?」






「え、へへ。うん。」






「ちょ、ねえちゃ、」





今日は泣いてばかりだ。



雪にも涙見せちゃったよ。情け無い。





「雪くん、ちょっとうち出ようか。」




「は、はい」
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