ミッドナイト追放ー見え隠れする独占欲ー






私から告白なんて、おこがましい気がする……。


だって誉君、誰よりもカッコ良くてモテモテで、それに誉君の周りに居る女の人全員美人だし……。



私みたいなお子ちゃま、妹って立ち位置がなければ、相手にすらされてないよね……。



「ないない、告白だけはないよ美音ちゃん。それに私別に誉君のこと……」



「あーはいはい、意地になって好きって言えないのはいいとして、親友の私にも言えないわけ?」



「……」



「立夏がそんなんだといつか誰かにーー……」



顔をしかめる美音ちゃんの声を、開いた教室のドアが遮った。


集中していた会話から外れた目は、自然とドアに注がれる。




「あっ、あの立夏ちゃん、美音ちゃん……」



可愛らしい聞き慣れた声が、私と美音ちゃんの名前を呼ぶ。



教室のドアを開けたのは、隣のクラスの宇津宮(うつみや)梨々香(りりか)ちゃんだった。







< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

黒薔薇の渇愛ー番外編ー

総文字数/42,738

恋愛(キケン・ダーク)99ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ぜんぶあげるから、ぜんぶちょうだいね。  天音ちゃん」 黒薔薇の渇愛 番外編 はじまり 2021/6/20
青薔薇の至愛

総文字数/96,758

恋愛(ラブコメ)208ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ひとつ上の幼なじみは なんといっても溺愛がすごい。 可愛がられてる 愛されている ……だけど、女として見られてない。 だって 妹として私を見てるから。 「朱ちゃんが付き合ってくれないなら、私男の子とお遊びするから!」 「はあ?ちょっ、なに言ってんのお前。  そんなのダメに決まってーー……」 「じゃあ付き合って」 「……んー」 「ダメなら他の人とあんなことやこんなことするからねっ!」 「ダメだ!それなら俺としろ!!」 「じゃあ付き合ってくれる?」 「んー」 「ハッキリしてよっ!朱ちゃんのバカ!!」 顔が良くて 基本ゆるいのに、やる時はやる 私の自慢の幼なじみで大好きな人。 だけどこの男ひとつだけ問題が……。 そう、それは。 「女の子って柔らかくて、かわいーよね。」 とにかく恋愛に対しての態度が軽い 軽すぎる。 だから絶対、本気にさせてみせる! 私以外、見れないように。 だけど 「最初っから、お前しか見てないんだけどね、俺。」 たまに見せる、その顔は。 幼なじみとしてじゃなく……男としてだって 自惚れてもいいですか? 落ちるか、落ちないか。 それとも既に、互いに堕ちてたりなんかして。 長い月日が流れて、ようやく 幼なじみを卒業できる日が私に来るかもしれません……。 「俺だけの前で可愛い顔見せてくれるなら  ご褒美あげちゃうよ、俺」 はじまり 2022/1/2
【完】狂犬は欲望中毒。

総文字数/112,172

恋愛(キケン・ダーク)277ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「今夜の獲物はお前でいい。」 倒れていた男を助けたのが運の尽き……。 ていうか、なんで。 助けたのは私で 助けたはずのこの男に 狙われなきゃならないの!? 「狙った獲物は逃さないぜ?  手を伸ばしたら、ほらな」 抵抗、時すでに遅し。 がっちり掴んで私を離さないその腕の中で 甘い夢なんて見られるわけ……ないよね。 「俺に見つかっちまった時点で、もう俺のもんだ」   俺様自由人特攻隊長×巻き込まれ体質女子 はじまり 2021/9/18 おしまい 2021/12/26

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop