ひとたらしどうし
気持ちを落ち着かそうと、お茶を淹れることにして、紅茶葉とカップを取り出した。


伏せて置いてあったカップの横には、レインボーと柚子柄のお皿が重ねて置いてある。


思わず、その2枚を並べて、しげしげと見つめる。


接点がないように思える、2枚。


でも、違和感は、ない。


それは、身長差も年齢も違う私と叶夢さんのようで。


一見、正反対に思えても。


見慣れてしまえば、しっくりくるのだ。


まさに、私と叶夢さんのよう。






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