才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

よし!今日だ!!


占いなんて普段は良かったらラッキーくらいなんだけど今日が特別な日になるのは間違いない、後は結果次第……



相馬理久斗!今日7月7日の七夕の日、僕は17歳になった。



そして決断の日!

「いってきます、あっ、僕が今日は最後だったんだ」


鍵を閉めて家を歩いて出る。

A学園は僕の家から歩いて20分ほどの所にある。


今日は期末テストで2教科終わりの後、部活は自由参加だ。


1年の時から大抵テスト中の自由練習に参加するメンバーは決まっていた。

もちろんその中に美人で頭も良くて去年入部してから気になっていた三木愛菜さんもいる。



僕は、今日告白しようと思う……


僕は別にモテるわけでもないし、頭も良くない、でも3年の先輩が部活を終了になり三木さんに告白をして振られたと男子部員の中で話が出たのだ。


もちろん他にも聞いた事はあるが、みんな玉砕しているのだ。


当然僕も玉砕の可能性はあるし、なんならこれから話しづらくなるかもしれない……


でもテスト前に何人かで勉強したり、部活の休憩時間に話したり、2人で自販機に飲み物も買いに行った事もある。


部活ではよく話す方なのだと思うんだが……そうだ、それにちゃんと目を見て話してくれる。


綺麗な顔で凄く可愛く笑うんだよな〜

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