才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

「本堂くんね、私の家が見たいんだって」


「な、何で?」


「建築士になりたいんだって」



「意味がわからない、愛菜の家じゃなくてもいい…よな」




「ふふっ、ヤキモチ妬いてくれてる」



「当たり前だろ」



「あと、本堂くんにアドバイスもらった、りっくんは私が笑っていて欲しい?」



「当たり前だろ?愛菜が笑うと僕も嬉しくなるんだ、でも今、愛菜が元気がないのは僕のせいだから……ごめんとしかいう言葉がなくて…LINEも何回も打っては消してとかしてたけど出る言葉はごめんって無意識に打ってて……」



「そっか、わかった!私からもおはようってLINEするね、おやすみなさいも、3日まで待たないよ、LINEはできるから」



ねっ!と愛菜は笑った。



「ありがとう、嬉しいよ」



2人は笑いあった。



「あのー、2人の休憩時間はとっくに終わってるんですけどー」



「凛華!」



ニヤニヤとみられていたようだ。



「ごめんなさい、行こうりっくん(笑)」



「うん」




「私の彼氏は何をいったんでしょーね、やるじゃん、響」




「ありがとうございました!」と部員の声が響き今年最後の部活は終わった。




新年は4日からで大掃除から始まる。


よいお年をとみんなが声をかけあってバイバイをして帰っていく。

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