泣きっ面に恋々!─泣き虫な身代わり花嫁と、泣き顔フェチな純真王子の恋々な結婚事情─
ステラはジオの暗殺が成功したら、あの時計のスイッチを押すように言われていた。
もしジオを殺してあのスイッチを押していたら、ステラは爆破されて死ぬ定めだった。
ステラはいくら暗殺をがんばっても、母親には二度と会えないように仕組まれていた。
ステラはカルラ国に爆弾を持ち込むための捨て駒だったのだ。
「針が一周すれば勝手に爆発するのよ?でも私を解放すれば、爆破を止めてあげるわ」
(この女は、どこまでステラのことを蔑めば気が済むんだ?)
「まさか、そんな、カルラ国が……」