推しとは結婚できません!
小春「あ、ありがとう、ございますっ……」

奏多「うん、それでいいの。」

奏多「じゃあさ、花嫁の仕事2、行っていいかな?」

小春「えっ?む、無理です!キャパオ———」


バサッとベッドの上に下ろされる小春。


小春[私は、なんと推しに……押し倒されてしまいました!?]


奏多「じゃーあ、俺のお着替え手伝ってね」

小春「ふぇっ?」


小春[渡されたのは、オーバーサイズのパーカーに緩めのズボンだ。]

小春(か、奏多さんの私服、緩めで可愛い……ってそうじゃない!!)

奏多「ほら、パジャマ脱がせて?」

小春「う、ううっ……」

奏多「僕の花嫁にならなくていいの?」

小春「そ、それは……」
(よくを言えばめっちゃなりたいよ……!!)

奏多「じゃあ、頑張って?」

小春「は、はいっ……」


小春[頑張って私がボタンに手をかけた瞬間……」

小春「ひゃっ!?」

小春[首筋を、吸われてしまった……]

奏多「ほーら、頑張って?」

小春「っ……!!」


涙目になりながら奏多のボタンを外していく。


最後まで行く頃には首筋がキスマークだらけになっていた。


奏多「はい、よくボタン取れました。じゃあ次は脱がせて着せて?」

小春「っ……!!も、もう無理です!」


バンッと奏多を押して走って行ってしまった小春だったが……。


***


数分後


◯リビング


奏多「ふふっ、迷子になっちゃうなんて可愛いね、ちゃんと俺のそばにいなきゃだめだよ?」

小春「は、い……」
(負けてしまった……)


仲直り(?)していた。



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