あなたにやっと気持ちが届いた
「その変なニックネームやめてくれない?」

「え?なんで!?いーじゃん!」

「あんたがそんな大声で呼ぶから悪目立ちしてるんだよぉー」

「そうかな~?俺はそうとは思わないけど!」

「いやいや!そもそもあんたも一応モテるんだからさー」

「俺そんなモテないよ?」

「はいはい。遅れるからはやく入ろうよ」

私たちは自転車置き場までは歩きながら話してたけど、そこから一歩も歩かず今まで話してた。

「つっきーは最近どうなの?優斗と」

「え?なにいきなり!」

「いや、今日から2学期じゃん?夏休みなんかなかったのかな~と思って!」

「なんもないよー。連絡先知らないし!」

「え?なんで!?」
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